Customer's voice蚊・ボウフラ駆除施工インタビュー
蚊が多くて、庭にいることが
できなかったんです
家具ブランド・TRUCK FURNITURE
黄瀬徳彦さん
「蚊が多くて、庭にいることができなかったんです」。家具ブランド・TRUCK(トラック)オーナーの黄瀬徳彦さんは、外を飛び回る蚊に悩んでいた。「木に囲まれて暮らしたい」との念願が叶い、現在の場所へと移ったのは2009年。以来、2年間にわたる蚊との格闘を経て、大阪西武消毒(大阪市、渡邉浩一社長)と出会った。今回は、かつて蚊に悩まされた庭のベンチにて、これまでの苦労を振り返りつつ自らも実感した蚊・ボウフラ駆除作業の効果について、話を聞いた。
施主プロフィール
TRUCK FURNITURE http://truck-furniture.co.jp
黄瀬徳彦(きせ・とくひこ)さん
1968年、大阪生まれ。97年にオープンした「TRUCK」は、クオリティの高さと独自のデザイン性が注目を集め、多くの著名人らも愛用する家具ブランドとして全国に名を馳せる。2009年には、大阪・玉造から現在の場所(大阪市旭区)へ店舗および住居を移転。緑の木々が美しい庭に囲まれた「TRUCK」(1F工房/2Fショップ)、その庭を眺めながらくつろげるカフェ「Bird」とも、休日には多くのファンで行列が絶えない。
――この場所には木が植わってなかったんでしょうか。ご自身で庭をつくるのは、大変な作業だと思います。
黄瀬さん:庭だけじゃなくて、自宅やお店のいろいろな場所へ自分で手を入れました。仕事で家具を作っていますから、自然と体が動いてしまって(笑い)。庭の木のうち、30本ほどは以前住んでいた玉造から移しました。近くにあった法円坂住宅には、木が植わって居心地のいい場所があり、仕事の合間にはそこで考え事をしていたんですね。その法円坂住宅が取り壊されることになり、うちで木々を譲り受けようと決めました。そうして2009年冬、ついに「TRUCK」と「Bird」をオープンすることができました。
――こちらのお庭は、本当に居心地がいいですね。黄瀬さんは「木に囲まれて暮らしたい」との願いから、現在の場所へと移られるまでの記録を「TRUCK NEST」(ネスト=居場所)という書籍にまとめられていますが、この場所が"NEST"となった決め手は何だったのでしょうか。
黄瀬さん:初めて訪れたとき、見上げた青空の"抜け"がいいなって率直に思ったんです。東と西、北の三方が学校で囲まれた土地で、とても青空が広いという印象でした。
「木に囲まれて暮らしたい」と思いはじめた頃は、イメージ的にも都市から離れた場所を探していました。でも、なかなか好きな場所が見つからなくて。それで「自分で木を植えよう」と考えを変えるようになりました。それからこの土地を紹介され、空の広さが気に入り「ここなら気持ち良く毎日が送れそうだな」と思って決めました。
とにかく1年目は、蚊取線香を置くしか対処できませんでした。そして2年目。「今年は自力で何とかしよう」と、捕虫機(*2)やバーナーを購入してみました。バーナーはアメリカ製で、プロパンガス式という大がかりなもの。それでも、減ったという実感がなかったんです。
――木に囲まれて庭でゆっくりと過ごす時間を、蚊に邪魔される。聞き手にも悔しさ、やり切れなさが伝わってきます。
黄瀬さん:外にいて、一番居心地が良い季節まで蚊に悩まされ続ける。これが許せなくて、3年目の春に、ボクは宣言しました。「今年こそ、蚊との戦いに決着をつける!」って。それでいい業者さんはないかとインターネットで検索していて、見つけたのが大阪西武消毒でした。
実はその少し前に、付き合いがあった他社にも蚊の駆除を相談しました。担当者はいくつかの機材を紹介してくれたものの、「実感してもらえるかはわからない」との返答が。まあ、蚊は自在に飛び回れるから、そんなものかもしれないとボクも納得するしかなかった。でも、面白くないなとも思いました。それで、別の会社へ相談しようと考えたんです。
――実際に相談されて、感じたことはありましたか。
黄瀬さん:相談には、社長の渡辺さんにご対応いただきました。電話で問い合わせると、ほんの数日で駆けつけてくれましたね。もちろん渡辺さんとは初対面でしたが、誠実な応対にすっかり安心して、これまでの経緯を一気に話しました。最後にボクが「作業で蚊は減りそうですか?」と聞くと、渡辺さんは「実感いただけるほど(蚊を)減らせます」と頼もしい一言が。それから庭を見て、「蚊の数から考えると、ここだけでなく周辺にも発生源があるはず」とも。渡辺さんは後日、周辺300メートル位の地域を調査しようと、ご自身で手配をされたそうです。隣接する学校やお墓の調査結果をもとに、駆除計画を立てられました。
渡辺さんの「実感できる」という一言、そしてトコトンまで発生源を調査する真剣な姿には、ボクも思わず惚れ込みましたね。その後、1回目の作業が終わると蚊は目に見えてわかる位に激減。ほんと、カッコイイですよ。
――それでまず1年間、おまかせになったと。費用面では気になりませんでしたか。
黄瀬さん:作業1回目から効果があったんですが、何日か雨が降り続くと蚊が出てきますし、それに最近は、ほぼ年中蚊が飛んでいますからね。うちの場合は基本的に月1回、初夏から夏が終わる頃までは月2回の作業でした。はじめは飛び回る蚊への対策だろうと考えていましたが、渡辺さんは雨水がたまる場所、つまり発生源を攻めるんですね。さらに、インタビューしているこの場所には、蚊が飛んでこないような(忌避)作業もしているそうです。
費用面は、もちろん自分でやるよりはかかります。でも、圧倒的な効果がありましたから、費用対効果は申し分ない。TRUCKやBirdへ来てくださるお客様、またご近所の皆様にも喜んでいただけると思いますし。もちろん今年度もお願いしています。
――最後に、このインタビューをお読みになった方へのメッセージを。
黄瀬さん:個人的な感想といえば、「最高です」という一言。そして効果は「大絶賛」と言っていいでしょう。ボクはもともと自分が気に入ったお店なんかを、他の人へよく薦める性格。だから、蚊で悩んでいる人には絶対お勧めしますね。まあ、世間話で"蚊の話題"にはなかなかならないですが(笑い)。
あと、ゴキブリの駆除でも相談しましたが、心強い返答をいただいています。モノにこだわるボクが勧める「害虫対策のプロ」ですから、安心してなんでも相談していただいたらと思います。
――今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
*1 フィラリア:蚊を媒介にして感染する病気。犬への発症が多い。
*2 捕虫機:光で虫を集め、捕獲する機械(ランプなど)。夜行性の虫には効果を発揮するが、蚊は二酸化炭素に反応するため効力がない。
――実際に蚊で困りはじめたのは、いつごろからですか
黄瀬さん:2010年の春から初夏にかけての時期だったと思います。だんだん蚊が増えはじめ、やがて虫よけスプレーなしでは庭にいることができなくなりました。ちょっと立ち話をするだけで蚊に刺され、庭の木々への水やりも長袖を着て行いました。長時間タイプの蚊取線香を玄関周りに常時2つ、さらに犬がいる場所や通路に3~4つ置いて、1日に何度も取り替えて。まさに「蚊取線香に囲まれた生活」でしたね。犬も5匹飼っていたので、フィラリア(*1)の心配もありました。